早いもので今年も十二分の一終わってしまったわけで。バレンタインだひなまつりだ花見だと浮かれているうちに、あっという間に夏が来るんだろうなあ、今年も。
あ、その前にイベントか。四月のドールショウ、受かれば出ますのでよろしくお願いします。
あとは今月の予定を少々。「十二ヶ月の花かんざし」は十六日ごろにお披露目の予定です。今回は三月分なので当然「桃」。薬玉型の大ぶりなものになります。
四月は桜、五月は藤です。四月に入るとドールショウの準備があるので、「藤」あたりはすこし前倒しでの発表になるかもしれません。



上の画像ははじめて作った羽織です。ずーっとずーっと欲しかったのに、なかなか手をつけられなかったアイテム。このたび意を決してトライしてみました。
試作品でもあるし、例によってのあてずっぽう＆目分量でざくざくと。

本番の生地は別にあって、今回のは、ものすごく気に入って買ったのに着物にするのも帯にするのもなんだかピンとこなくて眠っていたもの。今回羽織にしてみて、これが正解だ！と思いました。
「トランプ」というタイトルの布なので、ソレつながりでアリスの着物をあわせました。帯も、見えてないけどトランプ柄で、シャーリーテンプルのリサイクル生地を名古屋帯に仕立てたもの。綿別珍風の素材なので締めやすくはないけれど、お太鼓部分に三月ウサギがどーん、でお気に入りなのです。
三年前のひなまつりに箱せこを作ったときの「SDこものがたり」に画像が出ています。こちら。

今日はなんとなくお裁縫はひと休みして、ちょっと撮影。
先週作ったワンピースのうち、一枚だけ撮ってみました。



KAKERAさまのNO.2の型紙をアレンジしたもの。身頃とスカートはほぼレシピどおりに作り(ギャザーの分量をすこしだけ増やしています)、袖をナシにして、かわりにフェイクファーテープを縫いとめてあります。楽しちゃいました♪
ファーテープをはずしてボレロや付け衿をコーディネートした画像が、今cocon　de　roseのトップ画像になっています。そちらのほうが零號には似あってるかな？
こちらのデザインは、小夜子(ただいま休暇中)のほうが似あうかもしれません。

久々に神さまが降りてきたらしく、先週はずっと、取り憑かれたような勢いでお裁縫に励んでおりました。成果はスカート三枚、ワンピース二着、ボレロ一枚。
今日はコートの試作品を作ってました。だいたい感じがつかめたので、明日は本番のが縫えるかな。



そんなわけでぜんぜん撮影をしていないので、ちょっと前に撮ったのを貼ります。みをに初めてピンクのウィッグをつけてみたところ。意外に似あっててびっくりでした。いつかブロンドにしてみたらまったく似あわなかったので、この人には薄い色は全部ダメなのかと思っていたのです。

さて、そろそろ二月の髪飾りも作って撮影しないといけませんね。

昨年末から楽しみにしていた「日本のおしゃれ」展に行きました。
帯留はもうほとんど、本や以前の展示で見たことのあるものばかりでしたが、それでも実物を眺められるのが嬉しくて。眼福でした。

今回の展示で初お目見えだったのはショール。たくさん出ていました。
そういえばショールって持ってません。寒いうちに作ろうと思いました。昔帯を作った、フクレジャガードみたいな辛子色の布がまだすこしあるので、あれなんかいいかなあ。

この冬はもうひとつ、羽織を作ろうという野望もあります。…実現するといいなあ、なんて他人事みたいに言ってないで、がんばろう。



今回ただひとつ残念だったのは、図録が発行されなかったこと。かわりに『池田重子・美の世界』というムック本が出ました(とーぜん買った)。たしかに、図録でなく書籍ならば今後長く全国の書店で流通するので、後援の出版社的にはそのほうがおいしいのでしょうが…図録も欲しかった。

一月六日、公現節ということでガレット・デ・ロワなぞ食しました。ついでに撮影。
切り分ける前にみんなで撮った一枚を現在cocon　de　roseのトップ画像にしています。



トップ画像では、お菓子を切りわける前から早くも王冠を被ってご満悦な方がいた模様ですが、ご覧のとおり今年の女王様になったのはみをでした。フェーヴ(お菓子の中に入っているちいさなおもちゃ)は「Le　Forgeron」…鍛冶屋さんですか。今年は金属加工に励め、ってことでしょうか？