スーパードルフィーをめぐる日記と雑記
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先週はずっとお天気が悪くて、まったく撮影が出来ないまま、中秋の名月当日を迎えてしまったのでした。
帯まわりのコーディネートを2パターン用意して(下の画像のとおりです)、小道具も揃えて、お月見を楽しみにしていたのに…
6日の東京は大嵐。しかもそんな日に限ってどうしても変更のきかない用事がダブルヘッダー(泣)。終日、東京中をウロウロしておりました。どこへ行っても路上に壊れたビニール傘が捨ててあって、夏の終わりに海岸に打ちあげられたクラゲの死骸みたいでおもしろかったですけれども。
翌日からは台風一過、十六夜はそれはそれはみごとな、洗いあげたばかりの銀の鏡のような、綺麗な月でした。でも、この日も翌日曜も撮影はできず、やっと今日撮れたのが上の画像です。
計画通りにいっていれば、今ごろ陽炎座のトップはお月見ネタになっていのでしょうが、そんなわけで貼り替えてません。
仕方がない、来月三日の十三夜にリベンジするといたしましょう。小夜子の着物はこのまま、ハロウィン仕様にコーディネートを変更すればいいし。
帯まわりのコーディネートを2パターン用意して(下の画像のとおりです)、小道具も揃えて、お月見を楽しみにしていたのに…
6日の東京は大嵐。しかもそんな日に限ってどうしても変更のきかない用事がダブルヘッダー(泣)。終日、東京中をウロウロしておりました。どこへ行っても路上に壊れたビニール傘が捨ててあって、夏の終わりに海岸に打ちあげられたクラゲの死骸みたいでおもしろかったですけれども。
翌日からは台風一過、十六夜はそれはそれはみごとな、洗いあげたばかりの銀の鏡のような、綺麗な月でした。でも、この日も翌日曜も撮影はできず、やっと今日撮れたのが上の画像です。
計画通りにいっていれば、今ごろ陽炎座のトップはお月見ネタになっていのでしょうが、そんなわけで貼り替えてません。
仕方がない、来月三日の十三夜にリベンジするといたしましょう。小夜子の着物はこのまま、ハロウィン仕様にコーディネートを変更すればいいし。
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先週末からの通販の作業がひと段落つきまして、ちょっとほっとしているところです。
在庫品のご注文ならびに懐中時計のご予約、ひきつづき承っております。詳細は「売店」にて。
さて、これも前回同様少々前の話ですが、我が家で栽培したゴーヤーをはじめて収穫しました。
ご覧のとおり、人間さまが食すにはまだかなり小さいのですが、こういう画像が撮りたかったばかりにさくっと収穫。
スーパーで売ってるサイズに育っていたほうと一緒に、ゴーヤーチャンプルーにして賞味しました。売ってるのより苦味が控えめ、みずみずしくシャッキリした食感でした。
在庫品のご注文ならびに懐中時計のご予約、ひきつづき承っております。詳細は「売店」にて。
さて、これも前回同様少々前の話ですが、我が家で栽培したゴーヤーをはじめて収穫しました。
ご覧のとおり、人間さまが食すにはまだかなり小さいのですが、こういう画像が撮りたかったばかりにさくっと収穫。
スーパーで売ってるサイズに育っていたほうと一緒に、ゴーヤーチャンプルーにして賞味しました。売ってるのより苦味が控えめ、みずみずしくシャッキリした食感でした。
先日(とはいってもかなり前)の話になります。
四半世紀探していた探求書をゲットいたしました。
「おやゆびひめ」の絵本。子供のころ持っていて、いつの間にかなくなってしまった大切な本でした。
神保町へよく足を運んでいたころは、行けば必ず児童書の専門店に寄りましたし、上野のこども図書館へ調べに出かけたこともありました。
今回この本を発見したのはヤフーオークション。アラートをかけて待つこと六年、まさに果報は寝て待て、でした。
児童書といえど昔の有名どころが絵を描いていたりするとけっこう高騰するものなので、覚悟して望んだのですが、腰が砕けるほどあっけなく落札してしまいました。
届いた現物で画家の名前を確認すると、「きむら よしえ」という方でした。ひらがな書きなので今のところほとんど情報を持っていません。ただ、そんなに有名な方ではないと思います。
道理で値あがりしなかったわけです。おかげで思い出の本をやっと手にすることができました。
あまり嬉しかったので、届いた本で縮刷版を作りました(もとの本はB5版ですから)。
かわいいでしょ? このドレスが憧れで、毎日うっとり眺めていた記憶があります。
さざなみがどれだけお姫さまドレス好き♪かは、本館のどこかに書いたような気がするのでここでは繰り返しませんけれども、それはそれは大好きなのです、ハイ。
四半世紀探していた探求書をゲットいたしました。
「おやゆびひめ」の絵本。子供のころ持っていて、いつの間にかなくなってしまった大切な本でした。
神保町へよく足を運んでいたころは、行けば必ず児童書の専門店に寄りましたし、上野のこども図書館へ調べに出かけたこともありました。
今回この本を発見したのはヤフーオークション。アラートをかけて待つこと六年、まさに果報は寝て待て、でした。
児童書といえど昔の有名どころが絵を描いていたりするとけっこう高騰するものなので、覚悟して望んだのですが、腰が砕けるほどあっけなく落札してしまいました。
届いた現物で画家の名前を確認すると、「きむら よしえ」という方でした。ひらがな書きなので今のところほとんど情報を持っていません。ただ、そんなに有名な方ではないと思います。
道理で値あがりしなかったわけです。おかげで思い出の本をやっと手にすることができました。
あまり嬉しかったので、届いた本で縮刷版を作りました(もとの本はB5版ですから)。
かわいいでしょ? このドレスが憧れで、毎日うっとり眺めていた記憶があります。
さざなみがどれだけお姫さまドレス好き♪かは、本館のどこかに書いたような気がするのでここでは繰り返しませんけれども、それはそれは大好きなのです、ハイ。
ドールショウ17秋、無事終了いたしました。ご来場くださったみなさま、
ほんとうにありがとうございました☆
差し入れを頂戴したり、素敵なお嬢様に帯を見立てさせていただいたり、楽しい一日でした。さざなみは果報者です♪
次回の一月のドールショウは、日程の都合で一般参加になりますが、これから年末にかけてサイト通販などもぼちぼちとがんばりますので見てやってくださいませ。
翌日は、とても疲れていたのですが、どうしても観たい展覧会の最終日だったのでがんばって浅草橋へ。恋月姫さんの「少女娼館」。
今回、会場は二箇所にわかれていて、ひとつは以前の展覧会でも使ったギャラリー。「三味線ブギ」の市丸さん(判るかな?)の住まいをそのままギャラリーにしているところで、とても素敵な場所です。一回撮影してみたい♪
こちらの会場には和装の少女がずらり。一階にいた等身大のビスクの子とか、すごい迫力でした。着ていたお着物は、もっとアンティークなものでまとめるか、逆にモダンに徹するか、どちらかにはっきりさせた方がよかったのに…とやや残念でしたが、お人形じたいは堪能しました。
第二会場は、戦前から昭和三十年代くらいまでに建ったとおぼしい、これまた素敵なビルで、天井が高くて気持ちいい空間でした。こちらのお人形はすべて洋装で、ふつうに椅子に座っている子もいましたが、壁に掛けられたり天井から吊られたりしている子が多くいて、展示の仕方もおもしろかったです。
画像は、チケット代わりの缶バッジ。柄は日替わりだったそうです。
ほんとうにありがとうございました☆
差し入れを頂戴したり、素敵なお嬢様に帯を見立てさせていただいたり、楽しい一日でした。さざなみは果報者です♪
次回の一月のドールショウは、日程の都合で一般参加になりますが、これから年末にかけてサイト通販などもぼちぼちとがんばりますので見てやってくださいませ。
翌日は、とても疲れていたのですが、どうしても観たい展覧会の最終日だったのでがんばって浅草橋へ。恋月姫さんの「少女娼館」。
今回、会場は二箇所にわかれていて、ひとつは以前の展覧会でも使ったギャラリー。「三味線ブギ」の市丸さん(判るかな?)の住まいをそのままギャラリーにしているところで、とても素敵な場所です。一回撮影してみたい♪
こちらの会場には和装の少女がずらり。一階にいた等身大のビスクの子とか、すごい迫力でした。着ていたお着物は、もっとアンティークなものでまとめるか、逆にモダンに徹するか、どちらかにはっきりさせた方がよかったのに…とやや残念でしたが、お人形じたいは堪能しました。
第二会場は、戦前から昭和三十年代くらいまでに建ったとおぼしい、これまた素敵なビルで、天井が高くて気持ちいい空間でした。こちらのお人形はすべて洋装で、ふつうに椅子に座っている子もいましたが、壁に掛けられたり天井から吊られたりしている子が多くいて、展示の仕方もおもしろかったです。
画像は、チケット代わりの缶バッジ。柄は日替わりだったそうです。
直下の記事にひきつづき。
さて、翌日曜は千葉方面へ遠征でした。まずは幕張メッセ、もちろんドルパです。特に目当てのものはなかったので端から順に見てまわり、中古服と小物を少々。過去いちばんお金を使わなかったドルパでした。
珍しくお弁当を買った(買えた)ので場内で昼食をしたため、圓句さんのお元気そうな姿を確認して心の中で深~く一礼(いつまでもがんばってください!)ののち、さくっと撤収。
もうひとつの目的地は千葉市美術館でした。はじめて行く場所でしたがあてずっぽうにJRとモノレールを乗り継いでなんなく到着。
戦前の銀行建築にポストモダン風の建物を覆うように被せて、保存と増築を両立させた建物でした。この手の建築にはイロイロ思うところもありますが、ここのは内部も保存されていたし、全体もなかなかいい感じに出来ていると思いました。なにより、まるっと取り壊すよりはこんなふうにしてでも残すほうがずーーーーーっとマシ、ですし。
さてお目当ての展覧会は「イギリスの美しい本」。ビアズリーやグリーナウェイの素敵な挿絵(他に有名どころではブレイクやバーン=ジョーンズなども)や、きらびやかな革装本の数々を眺めてまいりました。シェリーの全集では、小口や天・地にマーブル模様が施してあるのに驚きましたし(どうやって染めたんだろう?)、オースティン『自負と偏見』の、緑の革に金で孔雀の絵が箔押しされているのが、まあ美しかったこと!
英語がわかれば中身も楽しめてもっと面白いのでしょうが…それだけが残念です。人生のツケというのはこういうふうに回ってくるんですね(微苦笑)。
同時開催の浮世絵展も面白そうだったので観てきました。…で。すごい面白かったです。
浮世絵のジャンルに「役者絵」というのがあるのは周知かと思います(写楽と聞いてたいがいの人が思い浮かべる、あの画面いっぱいの寄り目の男の顔の絵とか)。今で言うピンナップとかブロマイドみたいなものだったわけですが、実はその中にさらに、主に幕末期に流行った「死絵(しにえ)」というのがあるんですよ。役者が亡くなったときに追悼の意味で作られるもので、今、有名人が死ぬとネット上にどっさり流れる追悼フラッシュ、あれに近い感覚です。もちろん真面目に悼んではいるのだけれど、生前の当たり役の扮装だったり、何かの見立てになっていたりと、遊び心もあって。
その「死絵」ばかりを集めた展観でした。若くして謎の死を遂げた八代目団十郎のものが圧倒的に多かったのは、当時たまたま死絵が流行っていたためもあるでしょうが、やはりそれだけの人気者だったことをうかがわせます。
中に、お釈迦さまの涅槃図に見立てた絵があって、周りで泣いてるのは残らず女・女・女。それも老若とりまぜて(笑)。今の海老蔵が出ている月の歌舞伎座みたい。なぜか猫まで泣いていて、画中の説明文に「女猫也」とありました。お茶目なり。
画像は「イギリスの美しい本」展の、体験コーナーのようなところに置いてあったもの。ハガキ大のコピー用紙ですが、説明どおりに折って切って貼ると、全8ページの豆本になりました。MSDが持っても文庫版サイズ。
さて、翌日曜は千葉方面へ遠征でした。まずは幕張メッセ、もちろんドルパです。特に目当てのものはなかったので端から順に見てまわり、中古服と小物を少々。過去いちばんお金を使わなかったドルパでした。
珍しくお弁当を買った(買えた)ので場内で昼食をしたため、圓句さんのお元気そうな姿を確認して心の中で深~く一礼(いつまでもがんばってください!)ののち、さくっと撤収。
もうひとつの目的地は千葉市美術館でした。はじめて行く場所でしたがあてずっぽうにJRとモノレールを乗り継いでなんなく到着。
戦前の銀行建築にポストモダン風の建物を覆うように被せて、保存と増築を両立させた建物でした。この手の建築にはイロイロ思うところもありますが、ここのは内部も保存されていたし、全体もなかなかいい感じに出来ていると思いました。なにより、まるっと取り壊すよりはこんなふうにしてでも残すほうがずーーーーーっとマシ、ですし。
さてお目当ての展覧会は「イギリスの美しい本」。ビアズリーやグリーナウェイの素敵な挿絵(他に有名どころではブレイクやバーン=ジョーンズなども)や、きらびやかな革装本の数々を眺めてまいりました。シェリーの全集では、小口や天・地にマーブル模様が施してあるのに驚きましたし(どうやって染めたんだろう?)、オースティン『自負と偏見』の、緑の革に金で孔雀の絵が箔押しされているのが、まあ美しかったこと!
英語がわかれば中身も楽しめてもっと面白いのでしょうが…それだけが残念です。人生のツケというのはこういうふうに回ってくるんですね(微苦笑)。
同時開催の浮世絵展も面白そうだったので観てきました。…で。すごい面白かったです。
浮世絵のジャンルに「役者絵」というのがあるのは周知かと思います(写楽と聞いてたいがいの人が思い浮かべる、あの画面いっぱいの寄り目の男の顔の絵とか)。今で言うピンナップとかブロマイドみたいなものだったわけですが、実はその中にさらに、主に幕末期に流行った「死絵(しにえ)」というのがあるんですよ。役者が亡くなったときに追悼の意味で作られるもので、今、有名人が死ぬとネット上にどっさり流れる追悼フラッシュ、あれに近い感覚です。もちろん真面目に悼んではいるのだけれど、生前の当たり役の扮装だったり、何かの見立てになっていたりと、遊び心もあって。
その「死絵」ばかりを集めた展観でした。若くして謎の死を遂げた八代目団十郎のものが圧倒的に多かったのは、当時たまたま死絵が流行っていたためもあるでしょうが、やはりそれだけの人気者だったことをうかがわせます。
中に、お釈迦さまの涅槃図に見立てた絵があって、周りで泣いてるのは残らず女・女・女。それも老若とりまぜて(笑)。今の海老蔵が出ている月の歌舞伎座みたい。なぜか猫まで泣いていて、画中の説明文に「女猫也」とありました。お茶目なり。
画像は「イギリスの美しい本」展の、体験コーナーのようなところに置いてあったもの。ハガキ大のコピー用紙ですが、説明どおりに折って切って貼ると、全8ページの豆本になりました。MSDが持っても文庫版サイズ。